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 今週末,多くの船中生徒が中体連大会に出場します。先輩方の活躍を祈る気持ちを込めて,船小児童が鼓笛演奏をプレゼントしました。朝,窓を開けて待っていてくれた中学生。恥ずかしいのか顔を出すことはありませんでしたが,教室の窓からしっかり見ていてくれました。どの顔も優しい表情に満ちていました。

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 児童代表が挨拶をし,鼓笛パレードで披露する曲を2曲披露しました(校歌は入退場で使用)。演奏は,私が思っていたよりも遙かによい仕上がりで,とても驚きました。1年生は覚えたばかりの踊りを張り切って披露。とても上手に踊ることができていました。身のこなしから張り切る気持ちがあふれていました。2年生は初めての楽器演奏に一生懸命。立派に役割を果たしました。3年生以上は5・6年生を中心に,曲全体をリズム,メロディーでリードしました。

 演奏が終わると,中学生から温かい拍手が起こりました。少しくすぐったいような笑顔を浮かべつつ,小学生を見送ってくれました。小学生と中学生の間にとても温かい,心地よい何かが流れているように思いました。このような温かい交流は大切にしていきたいものです。

 音楽の授業時数が昔より減ってしまったこともあり,授業だけでは練習時間を十分とることができません。子どもたちは朝,休み時間,放課後等を使って練習しています。新しく覚える曲を減らすなどの工夫をしていますが,十分ではありません。それにも関わらずこれだけの演奏ができるのは,毎年学校全体で取り組んでいるからでしょう。曲のイメージを体全体で感じることで,パートや楽器が変わっても,対応することができるのではないかと思います。来年度からは授業時数がさらに増えるため,練習時間を生み出すことがますます厳しくなると思いますが,子どもたちへ過度な負担をかけずに続けられるよう,工夫していきたいと思います。