保小中高連携で、児童の成長をより確かなものに
礼文町の保小中高連携の原点は、学校種を超えて、町内すべての教職員が礼文町の子どもの成長と発達に責任を持つことを相互に自覚し合ったことです。平成18年度から本格的に開始された連携は、全町レベルの取り組みと中学校区を単位にした取り組みとして具体化されました。平成24年度は、船泊地区3校の小中連携が3部門から本格的に取り組まれ、児童・生徒の成長を促し、保護者の安心感・信頼感を生み出しています。こうした成果が、私たちの保小中高教育連携への確信となっています。
児童が中学校生活に夢と憧れを持ち、保護者が安心できる教育環境を整えるために、引き続き、保小中高の教育連携を重視した経営にあたります。
(1)2つの教育連携課題の一層の充実を
①児童の基礎学力を保障する「基礎学力養成問題集」「礼文検定・校内礼文検定」の効果的な活用を図るための研究と実践
②「総合的な学習の時間」・「礼文学」の年間指導計画の内容充実と改善
(2)PTA・中学校区の子育てネットワークの充実
①「家庭で身につけさせたい12の生活・学習習慣」「中学生までに身につけさせたい力30」の見直し改善と、PTAでの学び合い
②PTAの小中間連携の一層の充実
体育の授業で小中連携
Posted by admin on June 17, 2020
船泊地区小中連携の一つに,専門性の高い中学校の教員が,小学校の授業に協力する取組があります。昨年度も,体育科では「走り方」「投げ方」の基礎指導や,スキー指導でお世話になっています。今回は体力テストの実施前に,「ボールの投げ方」の基礎指導でご協力いただきました。
中学校の先生との連携指導 投球動作の指導 身体全体を使って…
先生方のもっている棒の先には… フラフープの輪がついていました!
毎回小学生に効果的な指導法を調べて実践してくれています。今回はグラウンドをならすトンボとフラフープの輪を組み合わせたアイテムを使いました。投げる角度を指導するのは難しいのですが,具体的な的があれば,「ここを狙って投げましょう」と言えます。狙う場所を明確に示すことで,投げる角度を調整しやすくなるのでしょう。子供たちも一生懸命的に向かってボールを投げていました。
11/30 あきのたからものたいかい
Posted by admin on December 3, 2018
1年生生活科の学習に、保育所年中さんを招待、4つのゲームで遊びました。恒例になった保育所との交流活動の一つです。
木の実や葉っぱを使って一生懸命準備しましたね。
11/16 礼文学発表会
Posted by admin on November 19, 2018
各学校で学んでいるふるさと学習「礼文学」の発表会が今年も行われました。例年どの学校も充実した内容になり、学ぶ事が多いです。
船小6年生は、今年「礼文の遺跡」について学習しました。町内では初めて取り上げた内容です。テーマの設定、課題の整理、外部講師の活用、まとめの活動、などなど、調べ学習を進めました。
まとめは「礼文の歴史や遺跡を知ってほしい」~地域の価値ある新たな資源として、積極的な活用を図るべき、と発信しました。
緊張感もあったでしょうか、立派に発表できました。学習内容もわかりやすく伝わったと思います。
ここ数年、礼文の遺跡は、学術的にかなり価値があると、世界から注目されています。これまで船小の総合的な学習の時間では、久種湖周辺の自然と漁業を中心にふるさと学習を展開してきました。遺跡についても、今後指導計画に位置付ける方向で検討されるでしょう。とにかく、礼文島の環境はすばらしいです。
5/21 保育所との交流会
Posted by admin on May 22, 2018
今年度1回目の「保小交流会」を行いました。
主に、年長さんの保育の様子や実態、1年生が入学してからの様子についてでした。成長と課題を共有することができました。今年の連携と交流の取り組みも確かめ合いました。
今後は、入学時の交流から、保育と小学校6年間をつなげていくことが重要です。交流から、小学校の指導系統に生かすことに広げていかなければなりません。
5/7 クリーン作戦
Posted by admin on May 8, 2018
船泊地区小中高生が一堂に会し、クリーン作戦が行われました。高校生を先頭に児童生徒の交流を図りながら、自分達の住む地域をきれいにし、大切にする気持ちをもつことを目的とするボランティア活動です。
4/26 船泊地区小中連携教育研究会
Posted by admin on April 27, 2018
船中を会場に、今年度1回目の交流会が開かれました。主に今年度の計画を話し合いました。
【授業公開】
1年数学
2年音楽
3年英語
各学年の授業を見せてもらいました学びに向かう姿勢がよいと思います。
【全体会】
①各校の児童生徒の様子、学校の取り組みの発表
特に新学期が始まっての子どもたちの様子と今年度の重点指導事項の交流がありました。
②昨年度活動報告
昨年度の活動総括により、今年度の課題と方針について全体で確かめました。
③今年度の活動について
重点として、実態を交流し、小中で共通に取り組む指導を進めることとし、組織も改めました。
これまでの成果を生かした一貫教育を進めます。
開催要項表紙
(素敵な絵です。小学校新校舎と校庭を駆ける子ども)
【グループ協議】
「学習指導」「生活指導」「健康・体力」3つのチームで、今年度の実践について協議し、計画しました。
◎連携から一貫へ、研究から実践へ
*連携教育の財産
学力テスト・体力テストの分析、生活実態調査、授業交流、児童生徒交流、小中合同のPTA活動、等々、学校間で連携した取り組みにより進められてきた活動です。いつでも気軽に連携が図れる関係づくりができていることや、共に育てようとする意識が高いことが大きな成果です。
*9年間の共通実践を
一貫教育への転換が必要でした。連携により創り出した研究を実践に生かすこと、つまり、実態をもとに、小1から中3まで一本通した指導を行うことの必要性です。これまでの体制では、前に進まないという課題があり、今回、小中合同の教育実践の内容に合わせた改善を図ることができました。
*礼文型教育連携の出発点
香深地区において、中学校の“荒れ”から、学力づくり、地域・家庭との連携・協働を目指し出発しました。勉強がわからない、地域は学校のこと、子どものことがわからない、小中もつながりがない、などの実態から、礼文検定の取り組み、学校を地域に積極的に開いていくことから、小中連携した取り組みを進めました。
*船泊地区連携教育推進協議会
遅れて、香深地区に倣い、船泊の小中が連携し取り組みが始まりました。現在、保育所、高校も含めて連携が深まっています。特色ある文化活動を中心に地域とのつながりも確かなものになっています。地域住民・保護者による学校への期待、子どもたちの活躍に対する期待と子どもを中心とした地域のつながりを強く感じます。
子どもや地域の実態から指導の工夫・改善を進めることが重要であり、今の船泊地区は、連携教育の出発点と明らかに異なります。原点から学ぶことも大切にしながら、今の実態を捉えることが最も重要です。従って、連携を目的としてきた活動から、一貫教育に向けた取り組みを進めます。
*役目を終えた研究会と連携プロジェクト
研究会として、広く公開することから、小中教職員が実態と課題を共通に、9年間見通した実践を進めることを確かめました。「船泊地区小中連携教育研究会」の役目を終えました。また、連携のための手立てとしての「連携プロジェクト」は、小学校と中学校の確かなつながりを創り、年間を通してその取り組みが小中それぞれに位置付いていることから、その役目を終えました。
連携教育の研究から、一貫を目指し、小中共通実践の取り組みを進めます。
3つのチームが実践を創り出す推進部隊です。
*子ども像を明らかに
礼文町教育研究会は「自立」をテーマに研究を進めています。各地区の連携・一貫教育においても、地区の子ども像を明らかにすることで、義務教育の出口(ゴール)を目指します。そのためにどんな力をつけるのか、どんな活動が必要か、船泊地区小中全教職員で学び、実践します。
1/27 公開礼文検定・理科実験教室
Posted by admin on February 6, 2018
中学校を会場に、小中学生が礼文検定に挑みました。中学生はほぼ全員板でしょうか。小学生も20名ほどいましたか。学年末となり、各学年の全てのテスト(国語・算数)に合格を目標にしています。追い込みの時期です。合格しても、三学期のうちに確実に定着するよう繰り返しが大切です。
また、香深・船泊両地区で、小学生のための「理科実験教室」が行われ、船小生も参加しました。
小中高理科の先生が、小学生のため、実験の体験を通して楽しく学べるよう場を提供してくれました。詳しい仕組みを理解することは難しいと思いますが、化学的変化には驚きを感じたり、興味をもったことでしょう。
11/30 あきのたからものランド
Posted by admin on December 1, 2017
一年生生活科の学習、保育所年中さんを招待し、もてなしました。
喜んでもらえたようです。
一生懸命準備をして、楽しい交流ができました。
次は、一日入学で会いましょう。
11/18 公開礼文検定
Posted by admin on November 20, 2017
11/17 礼文学発表会
Posted by admin on November 20, 2017
礼文町教育研究会主催、礼文学発表会が開かれました。町内小中高各校より、ふるさと学習「礼文学」の学習の成果を発表しました。
礼文の自然や産業から学び、ふるさとを知り、その良さを感じると共に誇りと愛着をもっています。観光大使活動で発信する活動も特徴です。どの学校も、充実した内容になっていると感じます。
船小では、「野鳥」の学習が特色です。6年生が、課題を見つけ、自ら調べ、感じたことを発表しました。緊張もあったと思いますが、自信をもって堂々と発表していました。様々な経験を重ねる度に、頼もしくなっていると感じます。
来年のために、5年生が見学
新しい教育課程の編成(小学校は2020年まで)では、社会に開かれた教育課程の実現に向け、「礼文学」は、社会や人と直接関わる学習として、地域・家庭と共に子どもに必要な資質・能力を育むために大切にしたい礼文町の特色ある教育活動です。
どのように位置付けていくか、これまでの成果を踏まえ、町ぐるみで改善に取り組まなければなりません。