例によって廊下をうろうろしていると,面白そうな授業に遭遇しました。

3年保健「けんこうな生活」

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床に転がって何かやっているようです

何をやっていたのかというと…「健康な生活には適度な運動が必要」ということで,家でも簡単にできるエクササイズを実践しているところでした。みんな楽しそうです。「実際にやってみる」と家に帰ってからも「やってみようかな」という気持ちをもちやすいのではないかと思います。

5・6年教室では,5年生が理科の授業が早めに終わったようで,黒板の下で輪になって何かしています。

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どうやらカードゲームのようです。みんな楽しそうに参加しています。様子を観察した限り,①カードを引く ②書かれているお題を説明する ③出題者以外の人が当てる というもののようです。ただし,「ヒントにカタカナを使ってはいけない」というルールがあるのでかなり大変。説明する側も答えを考える側も一生懸命でした。語彙力,説明力,連想力が育つゲームだと思います。ちょっとしたすき間時間にこういう遊びをすると,学習意欲が高まったり,学校が楽しいと感じたりするんじゃないかと思います。

昼休み,児童ホールに3・4年生が集まって座っていました。

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どうやらレクを行っているようです。懐かしの「ハンカチ落とし」で盛り上がっていました。基本的ルールは変わりありませんが,面白いなと思ったところがいくつかありました。自分が子供の頃のハンカチ落としでは,落とした相手に気づかれないようにそっとハンカチを置いていたのですが,3・4年生は落とす相手にたたきつけたり,予告したり。かなり走力勝負の要素が髙いゲームになっていました。(この後逃げていた子はつかまりました)

学習はもちろん大切ですので,教師も児童も授業をしっかりやることは大前提です。でも,それだけでは息が詰まることもあるでしょう。授業の中で実際に身体を動かしたり,すき間時間で楽しい遊びをしたり,休み時間に学級のみんなで遊んだりすることは,学校生活の潤いなのだと思います。

児童アンケートの中に「学校に行くのが楽しみだ」という項目があります。校長としては全ての児童が「そう思う」「だいたいそう思う」と答えてほしいのですが,現実は73%(7月の値)です。「給食」「中休み・昼休み」が好きでも構いません,一つでも二つでも,学校に行く楽しみを見つけてほしい。12月のアンケートでこの数値が少しでも上昇してくれることを願っているところです。